中国ビジネスに失敗しない7つのポイント 杉田 敏 著

中国ビジネスに失敗しない7つのポイント 杉田 敏 著

一味違った中国ビジネスの指南書だ。中国で情報発信を行う際の勘所を、現地メディアの特質、異文化コミュニケーションをベースに解説する。具体的でわかりやすいが、問題はどう実践していくかだ。

尊敬できる企業ベスト50に日系企業は一社も入っていないという調査結果もあるという。「負の遺産」に神経を使い、反日メッセージ、触れてはいけないタブーに敏感にならざるをえない。そのうえで、いかにうまく中国メディアと付き合いつつ、中国人特有の金銭感覚、心理構造をビジネスに取り入れていくか、教授してくれる。

危機は必ず起きると心掛けよと説く。メディアは「記者の日」があるほどに社会的な地位が高い。本格的に市場開拓をしようとするならば、メディアとの日頃の接触は欠かせない。問題の予兆を早期に発見するうえでもそれは好都合、とも。ボーイスカウト並みの「備えよ、つねに」の標語に準じた広報活動を勧める。

角川書店 1680円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 占いのオモテとウラ
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 井手隊長のラーメン見聞録
  • iPhoneの裏技
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
三菱重工と日立 「統合」破談から<br>10年 製造立国の岐路

10年前に統合構想が破談になった三菱重工業と日立製作所。その後両社は対照的な道を歩み、2009年に伯仲していた時価総額は今や日立が大きく上回っています。本特集では明暗が分かれた三菱重工と日立を主軸に、製造立国・日本の生きる道を探りました。

東洋経済education×ICT