新しい世界、新しい常識を創ることが、リーダーシップにおける基本的な振る舞い方--原田泳幸・日本マクドナルドホールディングスCEO(中)

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 06年からスタートしていますが、一部オーナーさんには撤退をお願いし、質の高いオーナーさんには店舗数をたくさん持っていただくように推進しています。1~2店舗が生むキャッシュフローでは6年置きのリモデルはできません。10店舗持っていれば、6年ローテーションでキャッシュフローは回るのです。

06年の指標を100とすると、オーナーさん当たりのキャッシュフローは約6倍まで上がっています。ここで投資の加速がスタートし、ビジネス効率やアセットに対する利益も上がり、経常利益もコンスタントに向上してきました。

(下)に続く

はらだ・えいこう
日本マクドナルドホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長兼CEO。日本NCR株式会社、横河・ヒューレット・パッカード株式会社などを経て、アップルコンピュータ株式会社代表取締役社長兼、米国アップルコンピュータ社副社長に就任。2004年に日本マクドナルドCEO、2005年より現職。

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