岩波書店社長を2003年に退任後、旺盛な著作活動を続ける大塚信一に同社での後輩である元編集者、堀切和雅が問いかける形で、断続的に5年間続いた対話の記録だ。
大塚の仕事を軸とした多岐にわたる対話のテーマをざっくり言えば、近現代思想と日本である。2人の対話は「明治150年」という日本近代の節目を目前にした17年に始まり、ウクライナ戦争が起きて現代世界が危機をのぞかせた22年に終わった。象徴的でもある。
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