自己流だと危険?痛みを防ぐ「宅トレ」のやり方 「短時間で高い効果」は夢物語、一歩ずつが肝要

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「膝に体重がかかることによって引き起こされる痛みの場合は、体重がかかる量を減らせばいい。例えば、ウォーキングではなく自転車を漕ぐ、あるいはフィットネスバイクを使った運動に切り替える。健康増進が目的なら、膝に負担がかからないプールでのトレーニングも効果的です。

フィットネスバイクを漕ぐ様子
膝が痛い場合は、フィットネスバイクを検討してみては(写真:kou / PIXTA)

ダンスの場合は、痛みが出るのがいつなのかによって対応できる場合もあります。もし2時間やると痛みが出るといった場合はやりすぎなので時間を半分にする。残りの1時間は、ダンスに必要な動きのなかで痛みが出ない部分の筋力アップトレーニングなどに切り替えるといいでしょう」

10〜20代の若い頃にスポーツをやっていた人は当時の記憶があるので、ついやりすぎることがある。10年以上ブランクがある人こそ、まずはストレッチをしながら自分の今の身体の状態を観察することから始めたい。

健康増進のためのトレーニングで身体を痛めたら本末転倒。ケガのリスクを減らしトレーニングや好きな運動を続けるには、やりすぎに注意してムリをしないことが肝要だ。

東洋経済Sports×Innovationでは、スポーツや運動を「知る」「観る」「楽しむ」ことで社会・日常・心身にもたらされるイノベーションを発信しています。
中原 美絵子 フリーライター

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なかはら みえこ / Mieko Nakahara

金融業界を経て、2003年から2022年3月まで東洋経済新報社の契約記者として『会社四季報』『週刊東洋経済』『東洋経済オンライン』等で執筆、編集。契約記者中は、放送、広告、音楽、スポーツアパレル業界など担当。

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