自己流だと危険?痛みを防ぐ「宅トレ」のやり方 「短時間で高い効果」は夢物語、一歩ずつが肝要

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小玉氏はこういった痛みに対し「運動を続けていくと気がつかないうちにやりすぎてしまっていることが多いので、いったん休むことが大前提」としつつ、痛みとの向き合い方を次のように説明する。

「運動時に関節に違和感を生じた場合は、運動を続けるとより痛みが出る可能性があるので運動は控えたほうがいいです。関節以外の痛みでは筋肉による痛みが多いので、回復するまでの間も、ストレッチなど負荷を下げたトレーニングを続けてもいいでしょう。ウォーキングを続けたい場合は、運動時間を短くする、歩く速度を遅くするなど痛みが出ない負荷を確認することが重要。

運動を継続していく中で2〜3日経っても痛みが引くどころか強くなったり、しびれが出てきたりした場合は運動を中止し、医療機関で診てもらうことを勧めます。ほかにも、痛みに加えて腫れてきた、熱を持ち始めた、体重がかけられなくなったなどの症状も注意が必要です」

加えて関節は、引っかかり感やつまり感などの違和感が出たらトレーニングはいったんやめるべき、と話す。

「引っかかり感やつまり感というのは、膝や足首、股関節を曲げるときの曲がりにくさや動きの悪さといった違和感です。関節がきれいに動いていない状態でトレーニングを続けると悪いフォームでクセ付けされてしまい、関節を痛めることにつながってしまいます」

運動を続けるために「やり方を変える」ことも大切

痛みがあるけれど大好きなダンスを続けたい、健康診断で運動不足だと言われたから膝が痛くてもトレーニングを続けなければ、という人もいるだろう。こういった場合でも、トレーニングを継続する方法はあるのだろうか。

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