中央アジア「ATMと米ドル」使えない国・使わない国 日が暮れてからトラブると途方に暮れまくる
お金を下ろすなら、昼間がいい。
米ドルがないと旅ができない
日が暮れてからトラブると途方に暮れる。っていうか、暮れまくった。
中央アジアでは、ふたつのことを学んだ。
ひとつは、ATMを使わない国と、使えない国があること。
もうひとつは、アメリカと仲が悪そうな国でも、米ドルが必須だったりすることだ。 たとえば、ウズベキスタンはレートの良い闇両替えがあるから、現地通貨が出てくるATMは使わない。そして、闇両替えするために米ドルは欠かせない。
お隣のトルクメニスタンのATMは、日本の銀行カードは使えない。米ドルを両替えすることになるので、ここでも米ドルは必須だ。もし万が一米ドルがなくなっても、クレジットカードでしのげる。
さらにお隣のイランは、ATMどころかクレジットカードも使えない。
カフェにVisaやMastercardのシールが貼ってあっても、あれは単なる飾り。オシャレなのだ。信じるとヒドい目に遭う。っていうか、遭った。
イランのお金を手にするには、米ドルを両替えしなければならないのだ(ユーロも使えるけど)。あれだけアメリカと仲が悪いのに、解せない懐事情である。
なんにしろ、ボクらのドライブコース「ウズベキスタン→トルクメニスタン→イラン」は、米ドルが命綱なのである!