ブラピが実娘からされた残酷な縁切り行為の中身 背景には元妻アンジェリーナ・ジョリーの洗脳?

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ジョリーがピットへの離婚申請をしたのは、2016年秋。もう8年近くになるが、ふたりの親権争いはまだ続いている。きっかけとなったのは、プライベートジェットの中で酒を飲んでいたピットとジョリーが言い争いになり、途中、アクシデントでピットの手がマードックス君の体に当たってしまったことだった。この出来事をDVだとしてジョリーは今も機会があるごとに持ち出しているが、当時、子供たちにも聞き込みをし、しっかり捜査がなされた結果、ピットに罪はないとの結論が出ている。

ピットは日常的に酒を飲みすぎていたことを反省し、酒をやめ、抜き打ち検査にも応じた。その間は、子供たちとの面会も監視付きだったが、まじめな努力の結果、裁判所の信頼を勝ち得て、数年後、ようやく正式に共同親権を認められた。

しかし、それを気に食わないジョリーは、判事がピットの弁護士と利益相反の関係にあったと指摘し、判決を無効にすることに成功。また振り出しに戻ったことで、現在15歳の双子ヴィヴィアンちゃんとノックス君が18歳になるまで無効期間を引き延ばすという彼女の計画は、かなり実現可能になってきた。

面会の時もお父さんをできるだけ避けるように

そうやって父親から引き離されている間、子供たちは母から父について洗脳されているのではないかと見られている。一緒に住み、毎日顔を合わせるのは母だ。それに、ピットとジョリーのガードマンを務めたことがある男性は、面会の時もお父さんをできるだけ避けるようにと母から指示を受けていたと証言している(ピットとジョリーは南仏に所有するワイナリーをめぐって訴訟沙汰になっており、この証言はピットの弁護士がその裁判のために取ったものだ)。

一番下のヴィヴィアンちゃんとノックス君は、人生の半分以上を、そんなふうに父にあまり会わずに過ごしてきた。カンボジアの施設にいる赤ちゃんだった自分を養子に取った時のことについて、以前からジョリーに「あなたが私を選んでくれたのよ。ありがとう」と聞かされて育ったマードックス君はもともと、何かあったとしたら母の味方という姿勢。一番上のお兄ちゃんのそんな様子を見た下の子たちが影響を受けてもおかしくはない。

シャイロ・ジョリー=ピット
実の父親であるブラッド・ピットと顔立ちが似ているシャイロ(本人インスタグラムより)
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