ウェンディーズ「640円モーニング」を見直した朝 マックの値上げ攻勢で、もはや全然高くない

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ソーセージエッグ&チーズサンド
ソーセージエッグ&チーズサンド390円。厚みのあるスパイシーなソーセージパティに、目玉焼きとチーズが入っています(筆者撮影)

1年前は高いと思った価格が、今はそうでもないと感じる理由

実は1年前から「ウェンディーズ」のモーニングの価格は変わっていません。

筆者は、以前店に立ち寄った際に「ウェンディーズのモーニングのお値段、ちょっと高めだな」と感じたのですが、今回は「ウェンディーズのモーニング、このボリュームでこの価格なら、かなりお得だな」と感じました。

店内案内
利用した店舗は2階・3階がイートインになっており、一部加熱式たばこが吸えるようになっていました(筆者撮影)

コロナ禍の外食産業の売り上げ低迷や、近年の物価高騰のあおりをうけ、ハンバーガーにインフレの波が押し寄せる中、安いハンバーガーチェーン筆頭だった「マクドナルド」は、度重なる値上げを繰り返し、都心価格を導入しました。

東京都在住で都心価格が適用される、我が家の最寄りの「マクドナルド」は、バーガーにドリンクMとハッシュポテトがセットになった朝マック「フィレオフィッシュセット」は、2023年1月に税込570円だったのが税込660円と90円値上がりし、「マックグリドルソーセージエッグセットは、税込540円だったのが税込620円と80円値上がりしています。

店内の壁
店内はサブウェイタイルの壁や、インダストリアル調の照明器具など内装もおしゃれで、掃除も行き届いていました(筆者撮影)

今回食べた「B・E・L・Tバーガーのハッシュセット」は税込640円なので、ドリンクのサイズがマクドナルドのほうが大きいというのはありつつも、価格差はほぼなくなり、両者横並びになったという印象を持ちました。

ここからは「安いマクドナルドと比べて、ちょっと高めのウェンディーズ」という、かつてのイメージは塗り替えられ、商品のおいしさや、店ごとのコンセプト、メニューの魅力など、中身で勝負する時代がやってくるのかもしれません。

カウンター席のコンセント
カウンター席にはもれなくコンセント。朝からノートパソコンを広げて作業しているお客さんも多数おられました(筆者撮影)

チェーン店のモーニングの食べ比べを愛する者としては、「そりゃあ、安いに越したことはないけれど、これはこれで面白いかもしれないな」と、感じた朝でした。

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。
チェーン店最強モーニング
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大木奈 ハル子 ブロガー・ライター

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おおきな はるこ / Haruko Ookina

40代のサブカル好き主婦ブロガー・ライター。東京都港区の、狭くて古い(30平米築50年)ボロマンション在住のミニマリストで、夫と猫と同居中。趣味はチェーン店の朝メニュー食べ歩き、特技は節約とDIY。日本聴導犬協会の、子犬預かりボランティア活動中。著書に『台所図鑑』(大和書房)がある。テレビ出演は『THE TIME,』(TBS系)など。『東洋経済オンラインアワード2023 クリエイティブ賞』受賞。アメブロ公式ブロガー。
アメブロ:https://ameblo.jp/1room2live/
朝メニューブログ:https://865.games/
X(旧ツイッター):@tei_nai

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