つくたべやワタサバ「NHK夜ドラ」ヒットの背景 平日「夜の15分ドラマ」製作の狙いを聞いた

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着々とファンを増やしながら、テレビドラマとしての役割も担う「夜ドラ」は、この先また新たなジャンルに踏み込む。挑戦を続ける「夜ドラ」のこれからの方向性と目指すべき道を聞くと、2人はこう答えた。

「刺激的なものも含めて挑戦していきます。視聴者の意見を聞きながら、どういうコンテンツが『夜ドラ』にふさわしいか、実験的なこともしながら見ていきたいです」(手塚氏)

「気負わないで気軽な気持ちで見られるドラマです。コンセプトベースはあるものの、次はどんなテーマや、ジャンルの作品性をぶつけてくるのかというセレンディピティ(偶然がもたらす幸運)の楽しみを持っていただける枠です。これからも“縛らない枠”になると思います」(小西氏)

VRおじさんの初恋がスタート

今年4月からスタートする『VRおじさんの初恋』は、孤独な中年男性がリアルとバーチャル世界を行き来し、ふたつの世界がそれぞれに影響しあいながら、これまでとは違う人生を見つけようとする主人公を描くヒューマンドラマだ。

NHK 夜ドラ つくたべ VRおじさんの初恋
『VRおじさんの初恋』(写真提供:NHK)

「夜ドラ」はこれからも挑戦的で、さまざまなジャンルのドラマを楽しませてくれるだろう。

武井 保之 ライター

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たけい・やすゆき / Takei Yasuyuki

日本およびハリウッドの映画シーン、動画配信サービスの動向など映像メディアとコンテンツのトレンドを主に執筆。エンタテインメントビジネスのほか、映画、テレビドラマ、バラエティ、お笑い、音楽などに関するスタッフ、演者への取材・執筆も行う。韓国ドラマ・映画・K-POPなど韓国コンテンツにも注目している。音楽ビジネス週刊誌、芸能ニュースWEBメディア、米映画専門紙日本版WEBメディア、通信ネットワーク系専門誌などの編集者を経て、フリーランスとして活動中。

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