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ウェルスナビ、三菱UFJ銀と提携で目指すビジネス 柴山CEO「顧客起点の金融サービス作りたい」

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ウェルスナビCEOの柴山和久氏
柴山和久(しばやま・かずひさ)/ウェルスナビCEO。1977年まれ。東京大学法学部卒業後、2000年に大蔵省(現・財務省)入省。INSEADへの留学を経て、10年マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社入社。15年にウェルスナビ設立。(写真:編集部撮影)
自動の資産運用サービス「ロボアドバイザー(ロボアド)」を提供するウェルスナビは2024年2月、三菱UFJ銀行からの出資を受け入れると発表した。資産運用ビジネスの転換期にどのようなビジネスを目指すのか。柴山和久CEO(最高経営責任者)に聞いた。

──20年末の上場から3年。1月には預かり資産が1兆円を超えました。

上場時の約3000億円と比べると、3年間で3倍に成長させることができた。1つのマイルストーンを通過できたと考えている。

ただ、咋年1年間は新しいNISA(少額投資非課税制度)の発表があって以降、そこから1年間で新しい制度に対応しなければならなかった。制度の詳細が固まって金融機関に通達があったのが22年の秋ぐらい。そちらに多くの経営リソースを振り切る形になり、経営者としてはフラストレーションがたまる1年間でもあった。

──23年10〜12月期は、広告宣伝費をかけたことから営業赤字になってしまいました。

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