HOYA、鈴木CEOと従兄弟が総会で「直接対決」 毎年恒例、創業一族からの辛辣な株主提案

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高山氏「社員持株会の議決権行使がどう行われているのか明らかにしてほしい。社員持株会が会社の言いなりになっているとしたら問題だ」

鈴木CEO「議決権が発生している場合、理事長に対し、意思表示をできるようになっている。意思表示がない場合は、理事長が議決権行使を行う。通常の企業と同じだ」

山中氏の隣の株主「これまでに何度かHOYAを讃える質問があったが、こういう質問があるのは珍しい。今日質問した株主の中で、事前に打ち合わせを行った株主はいるのか」

鈴木CEO「事前に株主と打ち合わせがあったということはない」

いずれも双方の応酬となった、今年のHOYAの株主総会。業績は今期も連続増収増益見込みと順調だが、創業一族からの厳しい声が経営陣を悩ます日々は続きそうだ。 

 

渡辺 拓未 東洋経済 記者

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わたなべ たくみ / Takumi Watanabe

1991年生まれ、2010年京都大学経済学部入学。2014年に東洋経済新報社へ入社。2016年4月から証券部で投資雑誌『四季報プロ500』の編集に。精密機械・電子部品担当を経て、現在はゲーム業界を担当。

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