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MMT創始者「財政赤字でも金利は上がらない」 ビル・ミッチェル教授インタビュー【後編】
――需要超過型のインフレでも金利政策は適当ではないと考えますか。
慢性的な需要超過によって解決の見込みがないならば、何らかの政策で解決する必要がある。ただし、その最善の策は財政政策だ。
現在のインフレは慢性的・構造的な問題ではない。何もせずとも解消しつつある。私の考えでは、日銀はまさに正確な判断を下した。しかし、政府による財政政策は不十分だ。
所得を生み出すのは支出
――MMTでは財政政策を重視しますが、主流派経済学では財政政策が民間投資を収縮させる(クラウディングアウト)という見方もあります。
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