命の洗濯!山・海路鉄道で聴く極上音楽は? ミュージシャンとゆく「聴き鉄」紀行

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(撮影:裏辺研究所)

■伊豆急行■

観光列車「アルファリゾート21」や「黒船電車」は先頭車両が階段状になっており、大きく空いた前・側面の窓から海を臨むことができる。片瀬白田駅付近、相模灘沿いを走る区間では伊豆大島の遠景に注目だ。

海を眺めながらの「聴き鉄」ミュージックは

■Wouldn't It Be Nice■

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『Pet Sounds』ビーチボーイズ(ユニバーサルミュージックジャパン)

1966年の名盤『ペット・サウンズ』に収録されたビーチボーイズの代表曲。多重ハーモニーが美しい。海がそこにあるのになかなか見えない……そしてついにパーンと水平線が開ける!そうしたシチュエーションでは、この曲がぴったり。

■Love Love Love■

2005年発売。サンディエゴ出身、サーフィンとアコギが好きなシンガーソングライター、トリスタン・プリティマン。プロフィールから、海以外のシチュエーションが浮かんでこない。MVを見るとやはりビンゴ。

■岬めぐり■

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『エッセンシャル・ベスト 』山本コータロー&ウィークエンド(ソニー・ミュージック・ダイレクト)

1974年に大ヒット。京浜急行・三崎口駅の駅メロでもある山本コータロー&ウィークエンドの曲。海を見ると反射的にこの曲のオカリナを思い出してしまうほど、実はお気に入り

■Be Strong Now■

1998年の作品。スマッシング・パンプキンズのギタリスト、ジェームス・イハのソロ作。バンドとはひと味違い、肩の力の抜けた優しいメロディが気持ちを楽にしてくれる。ないだ大海原を眺めながら、のんびりと聴きたい。

■From Here To Now To You(アルバムタイトル)■

2013年発売。サーフシーンの中心人物・ジャック・ジョンソンのアコースティックギター、そのオーガニックな響きが、海を眺めながらの音楽としてベストマッチ。

■The A Team■

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『+(プラス)』(Limited Edition)Ed Sheeran(ワーナーミュージック・ジャパン)

2011年発売。イギリスのシンガーソングライター・エド・シーラン。ストリート・ライブから駆け上がり、イギリスでは社会現象となるほど人気。海を見ているとシンプルながらしっかりと届く楽曲が聴きたくなるのだ。

次回は、最近僕が見つけてしまった禁断の旅、長距離列車での「聴き鉄」旅と、それに合う「聴き鉄」ミュージックを紹介してみたいと思う。

オオゼキ タク シンガーソングライター

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優しく透明感のある歌声と類稀なるメロディメイクの才能を武器に2004年Victorからデビュー。楽曲提供、高校の校歌作曲などを経て独立。鉄道旅好きが高じて、2012年日本全国のJR私鉄全線完乗。向谷実氏作品への参加、鉄道写真家中井精也氏とのコラボなど新領域に挑戦中。

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