秋の「広州交易会」外国人バイヤーが5割増の背景 輸出成約額は微増も、今後の回復に期待高まる

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広州交易会の来場者数や成約額は、中国の輸出の先行きを占う指標になっている。写真は会場の中国輸出入商品交易展覧館(広州交易会の主催者ウェブサイトより)

広東省広州市で開催された中国最大の貿易商談会「広州交易会」が、11月4日閉幕した。主催者の発表によれば、会期中に来場した外国人バイヤーは19万8000人と前回より53.4%増加。一方、会場での輸出成約額は223億ドル(約3兆3420億円)と同2.8%の増加にとどまった。

広州交易会は毎年春と秋の2回開催され、その来場者数や成約額は中国の輸出動向を占う指標として注目を集める。新型コロナウイルスの世界的流行が始まる直前に開かれた2019年11月の広州交易会と比較すると、今回来場した外国人バイヤーは6.4%増加した。

「一帯一路」沿線国のバイヤーが急増

外国人バイヤーの増加の大部分は、「一帯一路」(訳注:中国を起点にアジア、欧州、南太平洋諸国を結ぶ広域経済圏構想)沿線国からの来場者によるものだ。

主催者発表のデータによれば、今回の広州交易会に参加した「一帯一路」沿線国のバイヤーは12万6000人に上り、前回より7割近く急増。参加した全バイヤーの64%を占めた。

見方を変えれば、欧米諸国のバイヤーはほとんど増えなかったのが実態と言える。

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