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テレビ局がジャニーズと「グル」と断言できる理由 「セクハラ問題」に触れたらテレビ局出禁の過去

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ジャニーズのイメージイラスト
(イラスト:北沢夕芸)
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ジャニーズ事件に、ほとほと呆(あき)れている。

「ジャニーズ解体」

そんなテロップがテレビ画面に流れる中、10月2日、記者会見が始まった。

社名を「スマイルアップ」と変更、被害者の補償に専念し、その終了とともに廃業すると表明した。タレントのマネジメントについては、新会社を設立する。

「ジャニーズも反省したんだね」

そう思った人も多いだろう。

だが、残念ながらそうではない。

事件の構図は何も変わらない。視聴者の錯覚を利用して事態を収束させ、元のまま、テレビ局とのもたれ合いを続けることになる。

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