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かつて運動会のハイライトの1つにピラミッドがあった。四つんばいで重なる組み体操だ。私も中学生の時にやった。
一番上には、小柄で運動神経のいいヤツが乗る。そして、底辺はがっちりした体形の生徒が固める。
お決まりのパターンだ。
ところが、「産業ピラミッド」となると話は逆転する。自動車産業も建設業も、底辺に零細中小企業が並び、上に巨大企業が乗っかる。
「こら、一緒にするな!」
うむ。お叱りはもっともだ。だが、冷静に考えてほしい。エジプトでもメキシコでも、ピラミッドは組み体操と同じ構造だ。頂点に巨大な石を置いているものはない。
だから私は、ビジネス界のピラミッドは、構造からして脆(もろ)さとリスクを内包していると思っている。
そのことを思い知らされたのが、横浜の傾斜マンションだった。
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