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「昭和のワンマン経営」に社員がついにキレた訳 80歳近い社長は社長室で悠々とWBCを見ていた

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「自分だけWBC観戦」する社長のイメージイラスト
(イラスト:北沢夕芸)
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どうも、「昭和の」という形容詞はよろしくない。古臭いイメージがつきまとう。これが「明治」であれば威厳のような含みがあるし、「大正」には文化やデモクラシーの匂いがする。

いや、個人的なイメージかもしれない。とりわけ、「昭和」と経済・経営のワードが結びつくと、大変よろしくない。「昭和の経営」とか「昭和な人事」とか、みなさん、いい印象を持てるだろうか。絶対に無理である。

何が言いたいのかというと、お便りをいただいたPR会社勤務の若手A氏の見事な表現である。

「昭和のワンマン社長の権化」

自社の社長をそう喝破(かっぱ)する。「昭和」だけではない。そこに「ワンマン」と重ね、ラストは「権化」で締めている。

このキーワード3連発で、我々日本人はなぜかその経営者をかなりの再現性をもってイメージできてしまう。

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