学校に通うために道なき道を何時間もかけて往復する子どもたちを追ったドキュメンタリー映画『世界の果ての通学路』(2012年)を覚えている人もいるだろう。生まれつき足が不自由なインド人の少年が、リヤカーのような手作りの車いすを弟たちに押されて、危険な道を往復3時間かけて通学するひたむきな姿と強い意志は、世界中に衝撃を与えた。
同作を手がけたフランスの制作チームが再び集結したのが本作。学校がない、学校に教師がいないなどの理由から、学ぶことのできない子どもたちは1億2100万人に上る。そんな子どもの未来のために、たった一人の教師が情熱を傾ける小さな学校がある。今作のテーマはそんな僻地(世界のはしっこ)の先生だ。
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