ロールケーキに見出した高級チョコの新境地 「本格志向」と「日本人の嗜好」がベストマッチ
日本の高級チョコレート専門店で、チョコレートのロールケーキがヒットしている。
1845年創業のスイスのチョコレートブランド「Lindt」(リンツ)の商品を日本で提供する「リンツ ショコラ カフェ」では、この4月から、チョコレートのロールケーキ「ルーロー・オ・ショコラ」の販売を始めた。2010年のオープンからこれまでヨーロッパのトラディショナル(伝統的)なチョコレートケーキをベースにしたスイーツを定番としてきたリンツで、「ロールケーキ」は初登場。発売初日から人気を博しているという。
ロールケーキは日本だけのオリジナル
特長的な食感のバランス。しっとりとした生地にはチョコレートチップとキャラメリゼしたアーモンドが練り込まれ、中心のチョコレートムースはふんわりと濃厚。しっとりもちもちとした生地と、なめらかでふわりと軽いチョコレートクリームのバランスが絶妙だ。プチプチとはじけるほどよいかみ応えの生地が新しく、チョコレートの風味を堪能できるのもたまらない。
「ロールケーキは日本だけのオリジナル商品。日本人が昔から慣れ親しんできたケーキをリンツのチョコレートを使って作ることで、本格的な味を身近に楽しんでいただく提案をしています。チョコレートはそのままでももちろん、お菓子にすることで無限においしくなる可能性を秘めています」。リンツ&シュプリングリージャパンの篠原みどりさんは言う。
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