景気後退懸念がインフレ懸念に勝り最大の心配に 株式相場は来年前半に底入れを目にする公算大
多くの投資家は2023年のリセッションをより懸念
数カ月前までは、悪い経済ニュースは投資家に朗報と受け止められるケースが多かった。米金融当局による利上げが景気とインフレの抑制で意図した通りに働いていると示唆したためだが、ここにきてそうした受け止めには変化が迫っているようだ。当局が政策を過度に引き締めるリスクが高まっており、多くの投資家は2023年のリセッションをより懸念している。
15日に発表された米経済指標では、景気減速が示唆された。11月の小売売上高は11カ月ぶりの大きさで減少。複数の製造業の指数も業況悪化を示した。
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのシニア米国株ストラテジスト、ナディア・ロベル氏は、「きょうの相場下落は、われわれとしては意外ではない」とし、「われわれはまだこの相場が底入れしたとは考えていない。来年前半に目にする公算が大きいだろう」と予想した。
原題:Torched Stock Traders Discover Some News Is Too Bad to Celebrate(抜粋)
--取材協力:、.
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著者:Vildana Hajric、Lu Wang (News)
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