中国は米独と首脳外交を展開。中国外交の新たな局面を日本は理解しているのだろうか。
幼少期から社会人になるまで徹底してメインストリームから外れるデメリットをたたき込まれる日本人は、国際社会でも「従うべき教師」と「権威」が大好きだ。冷戦期がまさにそうだった。誰に従い、誰を憎めばよいかを国際社会から教えてもらっていた。
現代においても同じ状況が続いている。欧米がウイグルの人権問題が重大だと言えば、それがなぜ問題化したのかなど考えずに同調する。ウイグルの人権状況は確かに深刻だが、それをどのくらい問題視するかは外交的な思惑が絡むのが常である。外交では自国の利益を最大化するために人権さえも交渉材料にすることがある。
だが世界のプレーヤーは自国の利益に鈍感な日本と違って、新たな行動を起こしつつある。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら