サイネックスは気仙沼支店が被災。来期以降は広告出稿停滞のリスク【震災関連速報】

サイネックスは気仙沼支店が被災。来期以降は広告出稿停滞のリスク【震災関連速報】

「テレパル50」や自治体の行政情報誌を発行するサイネックスは、東日本大震災の影響で、気仙沼支店(宮城県気仙沼市幸町)が被害を受けた。建屋の倒壊はなかったものの、津波の漂流物でビル1階部分の壊滅が大きい。気仙沼支店の従業員6人については安否確認を急いでいる。避難指示により支店には立ち入りできない状況が続いており、復旧のメドはまだ立っていない。

東北地方には他に、福島、山形、盛岡、仙台など合計8営業所を擁する。水戸や土浦にも営業所を有しているが、いずれも建物等の損壊は比較的軽微だった。ただ、断続的な停電や、水道の制限が続いており、営業活動が影響を受けている。

刊行物の主力工場は三重県なので、生産面へのダメージはなかった。紙など資材調達の停滞も現状は発生していない。

今後の業績に与える最大のリスクは、クライアントからの広告出稿の停滞だ。会社側は現時点で、クライアントからの広告キャンセルは出ていないとするが、広告収入が事業柱なだけに、来12年3月期以降の影響が懸念される。

(西澤 佑介 =東洋経済オンライン)

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 岐路に立つ日本の財政
  • CSR企業総覧
トレンドライブラリーAD
人気の動画
レヴォーグ1強に見た和製ワゴンの残念な衰退
レヴォーグ1強に見た和製ワゴンの残念な衰退
ウーバーイーツ配達員の過酷
ウーバーイーツ配達員の過酷
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
統合から20年どこでつまずい<br>たのか みずほ 解けない呪縛

みずほ銀行が相次ぐシステム障害で窮地に陥っています。その根底には、3行統合から今に至るまで解決できていない呪縛と宿痾が。本特集ではみずほが抱える問題点をガバナンス面や営業面などから総ざらい。みずほは立ち直ることができるのでしょうか。

東洋経済education×ICT