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中間選挙前に「新たな中道」を探る民主党主流派 左派の主張に距離を置いた「思想再編」の兆し

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大学の集会で学生を前にマイクを握るオルーク氏
民主党の次世代ホープの一人オルーク氏。写真はテキサス州の大学内での集会(9月)(写真:AP/アフロ)

目前に迫った中間選挙の結果次第でトランプ前大統領が2024年の大統領選挙に出馬し、返り咲く可能性も出てきそうだ。16年の大統領選挙以来、共和党ではトランプのポピュリズムが従来の主流派を揺さぶり、党のあり方をめぐる思想再編が始まっている。

その陰にあって目立たないが、民主党中道派(主流派)でも、将来の党のあり方に関わる思想再編の兆しが現れている。これまでは党内左派と同じ進歩的政策を、より穏健で現実的な手法で追求してきたが、左派の主張に距離を置き始めた。新たな中道の目標を探り出したといえる。

民主党中道派をめぐる動き

民主党のあり方をめぐっては、いくつか象徴的な出来事が続いた。まず昨年11月、ニューヨーク市長選挙で黒人の元警官エリック・アダムズが大差で勝利したことだ。20年5月の警官によるフロイドさん殺害事件以来、警察予算削減要求などを掲げて大規模なデモが続いた。それに抗するように警察予算削減反対・犯罪対策強化を訴えるアダムズ市長が誕生した。

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