アミューズメント施設が大幅営業休止のゲームソフトメーカー。節電協力でオンラインゲームも一部休止【震災関連速報】

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東日本大震災によって、ゲームソフトメーカーはアミューズメント(AM)施設等が次々と営業休止に追いこまれているほか、節電への協力のためにオンラインゲームの配信を休止するケースが相次いでいる。

スクウェア・エニックスホールディングス傘下のタイトーは東北地方を中心に関東地区を含め40数店が営業を休止し、現在、再開のメドはたっていない。休止したAM施設は岩手県1、宮城県4、福島県5の施設を含むが、いずれも「倒壊や津波被害にはあっていない」(同社)模様だ。

セガサミーホールディングスは傘下のセガが全国にAM施設を展開する。震源地近辺のエリアでは青森2、岩手2、宮城5、福島6を展開するが「被災エリアのほぼ全ての店舗は営業を休止している。建物の倒壊状況た営業再会の見通しなどは現在調査中で判明していない」(同社)としている。同社は宮城県内では名取市や石巻市にも施設を展開している。

バンダイナムコホールディングス傘下でAM施設を展開するナムコも関東、東北地区で22店の営業を休止している。

コナミはスポーツクラブを全国に展開しているが、関東および関東以北の90以上の施設の営業を休止している。「壁面に亀裂が生じたり、物が落ちたなどの被害はあるが、倒壊した建物はない」(同社)という。現状では休止期間は15日までだが、今後の再開の動向は不透明だという。

また各社とも東北電力、東京電力の管轄内で営業を行っている施設については、営業時間の短縮や一部店内照明の消灯を実施している。

一方、節電への協力のため、オンラインゲームの配信休止も相次いでいる。

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