日本精工は福島と埼玉工場が操業停止、再開には設備の再設置が必要【震災関連速報】

日本精工は福島と埼玉工場が操業停止、再開には設備の再設置が必要【震災関連速報】

ベアリング国内最大手の日本精工は、東日本大震災の影響を受け、福島工場(福島県東白河郡棚倉町)と埼玉工場(埼玉県羽生市)の操業を停止している。両工場は、産業機械用と自動車用の軸受けが主力製品。ともに建屋、設備の破損はないものの、生産設備の位置ずれが発生しているという。操業再開には設備を設置しなおし、精度を確認する作業が必要だが、15日現在、時期のメドはついていない。

下記の各工場は、地震による直接被害はないものの、輪番停電による生産への影響を受ける見込みだ。

藤沢工場(神奈川県藤沢市)
 NSKステアリングシステムズの総社プラント (群馬県前橋市)と赤城プラント (群馬県前橋市)
 NSKプレシジョンの前橋精機プラント (群馬県前橋市)と埼玉精機プラント (埼玉県羽生市)
 NSKニードルベアリングの高崎工場 (群馬県高崎市)と榛名工場 (群馬県高崎市)
 NSKマイクロプレシジョン(神奈川県藤沢市)

日本精工はこのほか、西日本やアメリカ、アジアなど各地に生産拠点をもつ。東日本大震災を受けての生産再編などは、現段階では計画していない。

今後はサプライヤーや顧客企業の動向も焦点。大震災によって鉄鋼メーカーや部品メーカーの一部に被害が出ているほか、日本精工の主要顧客である自動車メーカーの稼働も停止している。こうした関係各社の復旧状況も見極めつつ、操業を再開することになりそうだ。

(小河 真与 =東洋経済オンライン)

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