有料会員限定

常識が一変、「あべこべの世界」をどう生きるか 為替、地政学、調達網など経営の前提が変わった

✎ 1〜 ✎ 182 ✎ 183 ✎ 184 ✎ 最新
拡大
縮小

143円台の為替ボード
(写真:編集部撮影)

9月22日、1ドル=145円台まで進んだ円安を受けて、日本政府が円買い・ドル売り介入を行った。欧米が利上げに動く中、日本だけがマイナス金利を続ける以上、円安基調は変わらないとの見方が多い。本格的な円高時代が始まった1985年の「プラザ合意」の日付も9月22日。以降、日本にとって円高が悩みであり、為替介入といえば円売り・ドル買いが通常だった。37年後の出来事は、時代の転換を象徴しているように思えてならない。

翌23日、トヨタ自動車がロシアでの自動車生産の終了を発表した。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化で、事業活動が困難になった。80年代後半のイラン、12年の尖閣諸島問題など、過去も地政学リスクが企業活動に影響を与えたことはあった。近年も中国とのデカップリング圧力が高まっている。

次ページ海外生産、現地調達、日本式ものづくりも転換へ
関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ、「倒産」と「リストラ」ドミノの深刻背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
パチンコ業界で「キャッシュレス」進まぬ複雑背景
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
イオン、PB価格据え置きの「やせ我慢」に募る憂鬱
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
「イトーヨーカドー幕張店」激戦区の大改装に差した光明
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内