急速な円安の進行で、「悪い円安」を懸念する声がこれまでにないほど高まっている。
3月28日、円ドル相場が2015年8月以来となる1ドル=125円台をつけた。翌3月29日、日本鉄鋼連盟の橋本英二会長(日本製鉄社長)は定例会見で「円安を容認しておく政策でよいのか、真剣に議論していかないといけない。円高リスクへの対応を日本の製造業はやってきた。
円安がマイナスになる“円安リスク”というのは初めてのこと。円安リスクがこれからの大きな日本の課題だと思う」と問題提起を行った。
「円安警戒論」が示す時代の変わり目
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
ログイン(会員の方はこちら)
無料会員登録
東洋経済ID 会員特典
東洋経済IDにご登録いただくと、無料会員限定記事を閲覧できるほか、記事のブックマークや著者フォロー機能、キャンペーン応募などの会員限定機能や特典をご利用いただけます。
東洋経済IDについての詳細はこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら