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ゴルバチョフがペレストロイカを始めた真の理由 さらなる自由、よりよいソ連社会を目指した

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2022年8月30日に91歳で死去したミハイル・ゴルバチョフ氏(写真は2006年、モスクワでインタビューを受けるゴルバチョフ氏。写真:© Bloomberg)

旧ソ連で最後の書記長となったミハイル・ゴルバチョフが2022年8月、死去した。ソ連崩壊から約30年。ロシア国外では東西冷戦を終結に導いたという評価がある一方で、ロシアでは「貧しくても安定していた」社会を混乱させた張本人との評価が今でも残る。それでも、彼が推し進めようとした「ペレストロイカ」(変革)や「グラスノスチ」(情報公開)は、当時のソ連に一大変化をもたらし、世界にも大きな影響を与えたことは間違いない。

1980年代後半、大学でロシア語を専攻した記者も、ゴルバチョフの影響を受けた。当時ロシア語学習者は英語など西欧言語の学習者とは違い、「なぜロシア語を?」といった、どこかうさんくさがる目で見られることが多かった。

ところがゴルバチョフ書記長の登場以降、閉鎖的で暗いというソ連のイメージはグラスノスチで改善された。これまでのソ連指導者にはなかった華やかさを持つ彼のイメージもあり、「(ロシア語を勉強するとは)先見の明があった」と、それまでとは一転、肯定的に受け止められることが増えた。

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