「ブス」「デブ」と言われた私がモデルになるまで アメリカでいかにして「自信」を手に入れたか

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こんなふうに、本当に小さなことなのですが、少し勇気を出して自分にかけていた制限を取っ払い、ささやかな挑戦と成功体験を重ねるうちに「私って実は何でもできるのかも」と思うようになっていきました。「何でもできる」と思うと、あらゆることに対して自信が湧いてきたし、人生の選択肢が増えました。

やってみたらマジで意外といけちゃう

一度「自信」という最強の武器を身につけると、挑戦するのも怖くなくなって、また新しい世界が開けて……と正のループが起こります! だから、まずは小さなことでいいので「私なんて」と諦めていることを、やってみてください。やってみたらマジで意外といけちゃいます!

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そもそも、やってみないとわからなくないですか? 私はブスだからこんなかわいい服着ても……とか思っても、実際着てみないとわからないんです。私のスキニーがいい例です。

「どうせ自分は○○だから」という呪いの言葉で、本心でやりたいことを諦めるのはもったいない。「これくらいの人生で生きよう」と妥協するのも違うと思います。人生、持ってるように見える人も、そうでない人も、いいことと悪いことは同じ数だと私は思います。すべては受け取り方次第だし、どんな自分であっても幸せにしてあげるのは自分の役目です。

「外見が良くなれば幸せになれる」と思う人もいるかもしれませんが、それで人生がすべてうまくいくわけではありません。自分を嫌いな人は、今日突然絶世の美人になっても、自分の嫌いなところを探し続けます。

だから一番幸せなのは、自分で自分を「最高!」と思えること。自分を肯定し、どんどんOKを出していきましょう! 人生の選択肢がグッと増えて、今よりもっとキラキラした世界で生きられます!

藤井 美穂 俳優、コメディアン、プラスサイズモデル

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ふじいみほ / Miho Fujii

1993年三重県生まれ。俳優、コメディアン、プラスサイズモデル。桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻卒業。2014年にアメリカ・ロサンゼルスに渡り、語学、演劇を学ぶ。その後、アメリカで俳優及びプラスサイズモデルとして活躍。また、海外通販サイト「SHEIN」のアンバサダーになるなど、多方面で活躍。Netflix『ユニークライフ』(日本語吹き替え)、『Crazy Woke Asians』(漫談)、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ)など出演多数。『「死にたい」「消えたい」と思ったことがあるあな
たへ』(河出書房新社)に寄稿。Twitter:@mihoimiofficial、Instagram: @mihoimi、TikTok:@mihoimi

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