「お手伝い」で理系脳を育てるとっておきの方法 家事を「夏休みの楽しい実験」にしてしまおう
子どもに油性ペンで落書きをされてしまった……というときに使える実験です。
準備するものは、①わさび(チューブのものでOK)、②ティッシュペーパー、③ビニール手袋の3点です。
①ビニール手袋をはめ、油性ペンで落書きした部分にわさびを塗ってよくなじませる。
②5分ほど放置する。
端のほうのわさびを少しぬぐい、落書きが残るようなら、わさびを置く時間を延ばす。
③汚れが落ちやすくなったのを確認してから、わさびと落書きをティッシュペーパーでふき取る。
④落書きがきれいに消える。
【科学の視点】
わさびに含まれているイソチオシアネートという成分と、油性ペンに含まれる有機溶剤(ほかの物質を溶かす性質を持つ物質)は同じ性質を持っています。そのため、この2つが混ざり合うと有機溶剤が浮き出てきて、油性ペンの落書きが消えます。
包丁を使わずにじゃがいもの皮をむく方法
お手伝いの定番・野菜の皮むきが包丁などを使わずにできるやり方です。準備するものは、①アルミホイル、②ボウルの2点です。ここでは、じゃがいもを例にご説明しますが、同じやり方でごぼうやにんじんなどの皮をむくこともできます。
①じゃがいもの泥汚れを洗い流す。
②アルミホイルを15~20㎝くらいの長さに切り、くしゃくしゃに丸める。
③ボウルに水を入れ、じゃがいもを水に漬けながら②のアルミホイルでこする。芽の部分は、先を細長くしたアルミホイルでこするときれいになるが、取れない場合は包丁を使って取る。
④皮がきれいにむける。
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