職員室のリノベーションで「働き方が変わる」学校事務職員の知られざる底力 イノベーションを起こす土壌をどうつくるか
私はこの部でファシリテーター役を務めています。まずは教職員同士がお互いをわかり合い、ケアし合ったり強みを生かし合っていく土壌づくりが大切であると思います。そのような中、先日、自分について話すことによって自己を知り、相手の考えや気持ちを知る「自他理解ワーク」というワークショップを副校長が企画しました。ファシリテートを依頼されて、喜んで挑戦させていただきました。
ファリシテーションについては、まだまだ勉強中です。ファシリテートについて学ぶ中で、よきファシリテーターは、よりよい対話や会議への参加者になることができると知りました。校内で、誰もが“話を傾聴する風土” “安心して思いを言うことができる風土”が根付いて教職員同士の関係の質が向上することで、今まで以上に「生き生きとした学校」につながっていくのではないかと思います。

横浜市立日枝小学校 事務職員
大学院卒業後、私立高校で非常勤講師として働いた後、横浜市公立学校の学校事務職員に。2校目の横浜市立富士見台小学校で、教職員としての学び続けることの重要性、その学びを生かすための働き方を考えるようになり、職員室改革に邁進。その実践をまとめた『教師の生産性を劇的に上げる職員室リノベーション 32のアイデア』(明治図書/21年6月刊)を出版。18年より横浜市立日枝小学校に勤務。認定ワークライフバランスコンサルタント。「先生の幸せ研究所」校内コンサル講座第1期修了生。魔法の質問キッズインストラクター。ホワイトボード・ミーティング®︎認定講師
(撮影:大澤誠)
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