旧アデランス社長を解任、スティール・パートナーズの迷走


 スティールは昨年末に保有していたサッポロホールディングス株と天龍製鋸株を相次いで売却。日本に上陸してから10年が経ち、日本市場からの資金引き上げ姿勢が鮮明になる中、今でも5%以上の大量株式保有しているのはユニヘアーのみだ。

ユニヘアーの足元の株価は800円台後半で推移しており、スティールの平均取得単価749円を上回るなど市場評価は悪くない。ユニヘアーは無借金で自己資本比率70%を超えるなど、財務体質も健全だ。創業者に経営権を返上したスティールの次なる動きが注目される。

◆ユニヘアーの業績予想、会社概要はこちら

[+画面クリックで詳細チャートを表示 <会員登録(無料)が必要です>]

(石井洋平 撮影:今井康一 =週刊東洋経済2011年3月5日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • グローバルアイ
  • 西村直人の乗り物見聞録
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「非財務」で生きる会社、死ぬ<br>会社 企業価値の新常識

今や株価を決める最大の要因は「非財務情報」というのが世界の常識に。優れた開示を行えば企業価値の向上につながる一方で、開示が不十分だと株を売られるリスクも。企業価値の新常識をめぐる混乱とその対処法に迫りました。

東洋経済education×ICT