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米国のロシア専門家が見極める「風」の方向性 大統領府や議会に吹く風で専門家は分析を決める

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前回に引き続き、5月30日夜、ロシアのテレビ局「第1チャンネル」(政府系)の番組「グレート・ゲーム」で行われたスースロフ氏(ロシア高等経済大学教授)とサイムズ氏(米シンクタンク「ナショナル・インタレストのためのセンター」所長、米国籍)のやり取りを紹介する。

米国がウクライナに重火器を供与した結果、戦局がウクライナに有利になりロシアへの脅威が高まる状況が生じれば、ロシアは欧米にサイバー攻撃をかけ、シリア北東部のクルド人地区にある米軍基地を攻撃するといった、スースロフ氏の恫喝的発言を受けて、以下のやり取りがあった。

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