
今年1月から、米国女子ツアーに初めて年間を通じて参戦している渋野日向子プロと、笹生優花プロ、古江彩佳プロ。自身への期待と挑戦意欲が膨らんでいることと思います。米国で年間通してツアー参戦するとなると、大変なことが4つあります。何といってもまずゴルフ、それから英語、移動、食事。それが重なり合ってやってきます。私が1990年から13年間、フルで米国女子ツアーを戦った中で、今回は主に英語の失敗のお話です。
例えば90年当時、カーナビはまだなかったので、空港から、州の地図と各大会の要項に載っている英語の道順とで、大会会場や宿泊ホテルに向かいます。米国の道はわかりやすく、南北の道路は奇数、東西の道路は偶数で表示され、すべての道に名前があるので、道の番号と名前どおりに行けば大概は大丈夫です。でも、ハイウェーを時速100キロ以上で走行する中、英語で書かれた看板の文字を瞬時に読み切るのは至難の業。乗り過ごして、先の出口で降りてまた乗り直す。それを何度かやり直したこともあります。
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