コロナ禍でも売り上げを増やした医療法人は少なくない。その背景には3つの要因がありそうだ。
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増収率のランキング上位に入った医療法人若葉会(大阪府)の事業報告書。病院の買収が規模拡大につながった(編集部撮影)
長引くコロナ禍で、病院の経営状況はどのように変わったのか。東洋経済は自治体への情報公開請求などから、全国200を超える大手医療法人の最新決算資料を収集し、決算ランキングを作成した。
売り上げ拡大に3つのパターン
ここでは、2019年度と2020年度の売上高(本来業務事業収益と附帯業務事業収益の合計)を比べ、その増加率が大きい順にランキングした(医療療法人トップ220「売上高ランキング」はこちら)。コロナ禍で外来患者の受診控えなど病院にとってマイナス影響も少なくなかったものの、今回入手した220の医療法人の決算で、120法人が増収となっていた。
それぞれの医療法人の決算や取材から、売上高を伸ばした病院には、大きく3つの要因があるといえそうだ。
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