スキルや特性を管理する人事クラウドが好調。データ活用を核に高収益経営。
データ分析・可視化のクラウドサービスを企業向けに展開するプラスアルファ・コンサルティング。ITサービスのクラウド化の時流に乗る新興SaaS企業の中でも、売上高営業利益率30%以上の高収益体質が目を引く。
2006年の設立で、21年6月に東証マザーズに上場。人材活用、マーケティング、CRM(顧客情報管理)の3分野でサービスを展開。中でも人材活用分野で社員のスキルや特性を「見える化」するクラウドサービス「タレントパレット」の急成長が業績の牽引役となっている。
11月12日に発表した前21年9月期通期決算は売上高61億1800万円(前期比29.4%増)、営業利益21億0600万円(同47.3%増)と大幅な増収増益。売上高の半分を占めるタレントパレットは前期比65.8%増収と期初の想定を上回る成長を見せた。三室克哉社長は「リモートワーク化の流れに加えて、人的資本の考えが広がり、経営者の間で人事や人材活用に対する見方が変わってきた」と好調の要因を分析する。
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