京セラ流「デジタル工場」で目指す反転攻勢 進む生産現場の意識改革、縦割り打破なるか

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電子部品大手の京セラがデジタル化を急加速させている。背景にあるのは生産現場のベテラン作業員が大量退職していくこと。「京セラ流デジタル化」の実像を追った。

ロボットが加工機(写真奥の白い箱形の機器)内に自動で材料を装着する(記者撮影)

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電子部品大手の京セラが攻勢を強めている。

「今期(2022年3月期)は過去最高の売り上げを狙えると思うし、これから3、4年は(過去最高の売り上げが)続く」

京セラの谷本秀夫社長は自信に満ちた表情で語る。2022年3月期の売上高は前期比13.3%増の1兆7300億円、営業利益は同65.6%増の1170億円を見込む。増収増益が実現すれば2014年3月期以来、実に8年ぶりになる。

好業績の背景にあるのは、世界的な半導体や電子部品需要の高まりだ。京セラの主力製品は半導体や電子部品を包んで保護する機能などを持つ「パッケージ」と呼ばれる部品で、パッケージの需給状況は「過去にないくらい逼迫している」(谷本氏)。これに対応するため、2022年3月期は過去最高の1700億円の設備投資を予定している。

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