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電力仕入れ価格高騰でも好調維持する「先見の明」 【9517】イーレックス

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電力小売りとバイオマス発電を柱に、バイデン銘柄としても脚光。

発電事業を手がけるイーレックスが2020年1月に運転を開始した豊前バイオマス発電所(写真:イーレックス)

発電から電力小売りまでを行うイーレックスは3月3日、2021年3月期通期業績予想を上方修正した。売上高1367億円(前期比54.2%増)、営業利益152億円(同64.4%増)と期初見通しに比べて大きく売上高、利益を伸ばしている。

イーレックスの事業は、主に電力小売り事業と発電事業で構成されている。業績予想の上方修正につながったポイントの1つが、この電力小売り事業だ。20年12月末時点で家庭向け契約件数を前年比7万5000件増の21万8000件と着実に増やしている。

同社は一般消費者との接点が多い異業種と提携することで、家庭向け電力の営業に注力してきた。提携先はLPガス事業者、フィットネス企業、置き薬企業など多種多様だ。

こうした提携を軸にした営業を展開していることに加えて、20年6月に外資系電力小売事業者のズームエナジージャパン(現ティーダッシュ合同会社)も子会社化している。

また、再生可能エネルギー電力の販売にも力を入れている。19年には東京電力エナジーパートナーと共同で、再生可能エネルギー由来のCO2(二酸化炭素)フリー電気などを法人・個人に販売するエバーグリーン・マーケティング(イーレックスが66%出資)を設立。同社を通じて業界でもいち早く再エネ電力の拡販に取り組んできた。今後も企業や団体向けの再エネ電力需要を取り込む方針だ。

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