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「人材の流動化が日本経済活性化のカギに」 インタビュー/ディー・エヌ・エー会長 南場智子

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ディー・エヌ・エー会長 南場智子(なんば・ともこ)新潟市生まれ。津田塾大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。同日本支社パートナーを経て1999年DeNAを設立。2017年から現職。15年から横浜DeNAベイスターズオーナーも兼任。(撮影:尾形文繁)

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菅政権の成長戦略会議に有識者として名を連ねるDeNAの南場智子会長。コロナ禍でテレワークなど新しい働き方の重要性が増す中、どのような取り組みが必要か聞いた。

──働き方が激変した1年です。

私たちはIT企業なので、在宅勤務には柔軟に対応できた。出社率は現在でも10%を切る水準を続けている。オンライン主体になっても、仕事の生産性は低下しなかった。むしろ、ウェブ会議を通じて海外にいる現地社員と頻繁に情報交換ができたことはグローバル企業にとってプラスだったと思う。コロナ禍が収束に向かったとしても、多様なⅠTツールを活用した新しい働き方は継続したい。

資産の保全や球団運営の対応など、企業活動を継続するうえでの心配はもちろんあった。ただ、働く社員の様子が私は何よりも心配だった。そこで、仕事とは関係なく毎週、社員と雑談する時間を設けるなど社内コミュニケーションを活発に取るよう心がけた。ランダムに社員と1対1でビデオ会議をしたことも本当に意義があって、現場の各部門の社員が抱えていた苦労を平時からもっと共有しておけばよかったと痛感している。

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