アメリカ人は自動車好きとしてよく知られているかもしれない。しかし、COVID-19のドライブスルー検査を最初に導入したのは韓国人であった。
この検査は、感染リスクを大幅に、最低限に抑える単純な手段である。また、アメリカ人は率直な物言い、単刀直入であること、思考の明晰さを好むことでもよく知られている。それにも関わらず、新型コロナウイルスのパンデミックに正面から取り組んでいるのは韓国人である。
確かに、韓国は世界屈指の先進国だ(このように褒めると、多くの韓国人たちは謙遜して取り合わないだろうが)。しかし、アメリカ合衆国もまた然りである。ではなぜ、アメリカはこれまでのところ、このパンデミックの対応で遅れをとっているのだろうか。
大統領の資質に問題がある
一言で答えるならば、アメリカには、知能的にも気質的にも、根本的に職務不適格な大統領がいるからだ。アメリカ人の大半が、既に何年も前にこの結論に達していた。現在の世論の流れが続くと、ドナルド・トランプ大統領は今年の11月に選挙で負けることになり、彼と対極の者にとって替わられるだろう。民主党大統領候補と目される、ジョー・バイデンである。
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