有料会員限定

アマゾンの未知なる脅威、現状苦戦だが新たな仕掛け 米国での成功を日本にも

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
アマゾンが買収した米国の高級自然食品スーパー、ホールフーズ(AP/アフロ)

特集「アマゾンに勝つ経営」の他の記事を読む

EC(ネット通販)の雄、米アマゾンが米国の高級自然食品スーパー、ホールフーズを137億ドル(約1.5兆円)で買収したのは2017年8月。買収後、アマゾンは「プライムナウ」というサービス名でホールフーズの商品を店舗から届けている。商品への信頼に加え、35ドル以上買えば月会費も送料負担もなし、最短2時間(1時間は有料)で届くため、人気となっている。すでに主要63都市に広がっている。

このように数々の仕掛けを打ち出すことから、17年4月に日本に上陸した「アマゾンフレッシュ」は、多くの日本の食品スーパー経営者に脅威に映った。日本では地域に根付く食品スーパーがしのぎを削っている。アマゾンフレッシュが上陸したときは「ついに来るべきものが来た」と、スーパー各社は一様に戦々恐々としていた。

だが、今までのところ予想に反して苦戦している。「まさかアマゾンがここまでコケるとは」という声が、取引しているメーカーや卸会社から上がるほどだ。

関連記事
トピックボードAD