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アマゾン流NPOに見る大富豪ベゾスの横顔 貧困・医療・ジャーナリズムの変革に乗り出す

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世界一の富豪となったジェフ・ベゾス氏。豊富な資金を背景に、貧困、医療、ジャーナリズムなどの分野で、社会変革に乗り出そうとしている。

電子書籍端末「キンドル」を持つベゾス氏。アマゾンは生活に欠かせないインフラとなりつつある(撮影:今井康一)

個人資産が1600億ドル(約18兆0600億円)を超えるジェフ・ベゾス氏は、今や史上最大の富豪になった。

現在54歳のベゾス氏が、オンライン書店のアマゾンを創業したのは1994年。そこからアメーバのようにビジネスを拡大し続け、今やアマゾンなしには日常生活を送ることすら難しくなっている。

アマゾンが生活に浸透する一方で、ベゾス氏がどんな人物なのかはそれほど語られていない。もちろん、経営者としては顧客第一主義をテコにし、徹底的に無駄を省いてイノベーションを起こしてきたことが知られている。他方で、政治的にどんな信条を持っているのか、社会に対してどういった意識を抱えているのかは、ほとんど伝えられてこなかった。ところが最近、ベゾス氏の一面がうかがえるような出来事があった。

9月半ばに「Day One Fund」というNPO(民間の非営利組織)をベゾス夫妻が設立した。このNPOは、同氏の私財20億ドルを基にしており、ホームレスや低所得コミュニティの救済を目的にしている。「Day One」、つまり「第1日」という名前は、アマゾンの本社ビルの一つにもつけられた名称だ。創業した当時と同じ心構えで物事に臨むという、ベゾス氏の意気込みを示したものだ。

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