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慶応義塾大学大学院 特任教授 高橋俊介
たかはし・しゅんすけ●マッキンゼーなどを経て独立。慶応大学大学院政策メディア研究科教授を経て、2011年から現職。(撮影:今 祥雄)
たかはし・しゅんすけ●マッキンゼーなどを経て独立。慶応大学大学院政策メディア研究科教授を経て、2011年から現職。(撮影:今 祥雄)
そもそも、なぜリカレント(学び直し)教育が必要か。それは従来のキャリアアップでなく、キャリアチェンジを強いられる人が増えているからだ。これまでの単線型キャリアの時代は、各人の専門分野でスキルの習得・習熟を繰り返せばよかった。
しかし、グローバル化やIT化で産業構造が変わり、不本意な転身を強いられるケースが生じている。海外では投資銀行マンが自ら進んで宗教家になるなど、前向きな転身も目につくが、日本でそういうケースは乏しい。背景には日本人の多くが職場でのオン・ザ・ジョブトレーニング(OJT)に慣れ切っており、学び直しが不得意という事情がある。
OJTには低コストというメリットがあるが、イノベーションは起きにくい。改善の積み重ねで成長する時代はよかったが、今やそうした時代ではない。
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