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消費者の本音「私はこうして保険を選んだ!」 東洋経済オンライン・独自アンケート調査

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どの保険に加入すればいいのか? それがわからず営業担当者に勧められるままに入っているという人は多いのではないか。だが、本誌アンケートに回答してくれた中野さん(仮名、46)は、保険の更新時に倍以上へ増える保険料に驚き、自ら徹底的に調べ上げ、納得のいく保険見直しができた。素人でもできる見直しのポイントを聞いた。

──見直しのきっかけは?

5年ほど前、大手生保の営業担当者から更新の案内を受けた。死亡保険と医療保険を組み合わせた商品の契約をしていたからだ。その案内を見ると、保険料がそれまでの月1万8000円から3万〜4万円へ倍増するという。この額では支払いが厳しいと思い、見直すことにした。

──どのような検討を?

保険に求めるものを決め、コストパフォーマンスのよいものを探すことにした。

当時40代前半の私は、健康に不安があった。だから医療保険は充実したものにしたかった。インターネットで各社の医療保険の条件を整理し、一覧表を手書きで作った。入院1回当たりの支払限度日数は60日か120日か、先進医療特約をつけられるか、カバーしているのは3大疾病までか7大疾病までか、など。その一方で、厚生労働省などの公的情報で、病気ごとの平均入院日数や、入院時にかかる費用(差額ベッド代など)を調べた。

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