有料会員限定

潜在顧客が多い地域を絞り込む 【広告進化論3】DM(ダイレクトメール)

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
ヤマトダイアログ&メディアのサンプル商品入りDM

特集「大激震!広告サバイバル」の他の記事を読む

1997年にメール便を開始したヤマトHD(ヤマト運輸)は、メール便などを利用してのDM(ダイレクトメール)訴求力向上を狙ったサービスの開発を進めてきた。その内容は「どのようにDMを作るか」と「どのようにDMを送るか」に大別される。

「どのようにDMを作るか」では、2007年9月、メール便の一環として「シートメール」のサービスを開始した。A4判DMまたは、剥がして広げるA3判二つ折り圧着DMの印刷から発送までを一括して請け負うものだ。大日本印刷と共同販売を行う。

DMの送り主は、コスト面を考えてDMの面積をはがき大に抑える傾向があった。圧着式のはがきを使っても、小面積に商品写真や宣伝文句を詰め込まなければならない。一方、シートメールの面積は全面圧着を広げれば、約3倍の面積(A3判の場合)が使える。

また、印刷がサービスに含まれるため、A4で1枚48円、A3で69円(全国宛10万通の場合)。同社はトータルコストの安さをアピールする。主な顧客層はカーディーラーやスポーツ用品の量販店などだ。

関連記事
トピックボードAD