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偏差値は中堅以下だが 難関国家試験で大健闘 創価大入学は「お買い得」?

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意欲の高い学生を大学が手厚く教育し、国家試験で実績を上げている

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「人間教育の最高学府たれ」という建学の精神の下、創価大学(東京・八王子)は池田大作・創価学会名誉会長によって1971年に設立された。現在は経済、経営、法、文、教育、国際教養、理工、看護の8学部がそろう。

一般には創価学会のエリート幹部養成校ぐらいに考えられてきたかもしれないが、国家試験や公務員試験、一般企業への就職実績で目覚ましい成果を上げている。

まずは司法試験。2015年は同法科大学院から14人が合格し、横浜国立大や千葉大と並んだ。合格率は17.9%で上智大や同志社大を上回る。14年までの累計合格者は284人で、早稲田大や中央大といった歴史のある大規模校と比べると数では劣るが、中堅規模の私大としてはかなり多い。

日本弁護士連合会の刑事法制委員会事務局長を務め、いわゆる人権派弁護士として知られる山下幸夫氏は法学部OBだ(11期生・85年卒)。中央大と東京都立大(現・首都大学東京)にも合格したが、受験時に見た「キャンパスや学生の雰囲気が気に入って」、創価大に進んだという。

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