大きな影響力を持つ巨大教団の真の姿とは?
Q 宗教団体としてどんな特徴が?
A ほかの宗教団体と比べ創価学会の特徴は熱心な信者が多いことだ。明治以前から存在する既成仏教教団には数百万人の信者を抱えるところもあるが、その多くは寺院の檀家として形式的に信者になっているだけで、宗教活動に積極的にはかかわっていない。ところが創価学会員の多くは組織に強い一体感を持ち、日常の活動に熱心に取り組んでいる。
政治に進出し、国会や地方議会に議席を持っているのも特徴だ。形の上では創価学会と公明党はまったく別の組織であり、公明党の支持母体が創価学会というだけである。しかし両者が実態としては密接不可分であることは公知の事実。選挙となれば学会員は公明党の票獲得のために選挙運動に従事する。
創価学会の会員数は公称827万世帯。これは信仰の対象であるご本尊を受けた家庭の累計であり、信仰をやめてしまったところを除いていない。実態は不明であるが、活動家と呼ばれる熱心な信者は200万~300万人とみられる。
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