首相夫人 安倍昭恵 型破り「昭恵流」は応援団か家庭内野党か
50歳から私の人生が羽ばたくのよ──。踏み出した途端、夫が首相に返り咲く。それでも自分流は貫きたい。批判はあるけれど、本人は意気軒高だ。
第1次安倍晋三内閣で首相秘書官を務めた井上義行(参議院議員。日本を元気にする会)は安倍首相の昭恵夫人を、一言で「すごく度胸が据わっている人」と評した。
週刊誌『女性セブン』9月10日号(8月27日発売)がその行状を「夫は逆風の中 安倍昭恵(あべ・あきえ)さん(53)布袋寅泰(53)と深夜2時! 酔って、唇、しなだれて ファーストレディーの危うい夜に周囲は思わず目を背け」と題して記事にした。布袋は歌手・女優の今井美樹の夫で、著名なロックミュージシャンだ。
昭恵は安倍首相の自民党総裁復帰の直前、2012年8月に東京の内神田で居酒屋「UZU(うず)」を開業して女将(おかみ)となり、奔放、大胆な生き方が話題を呼んだが、今度は「度胸のよさ」を通り越して無軌道・無防備の危うい女性、と見た人が多かった。
だが、もちろん「政治家の妻」としての務めは果たしてきた。地元秘書で夫人担当も兼ねる鮎川建司は、「14年12月の総選挙も、選挙区入りできない夫に代わって選挙期間中ほぼ毎日、選挙カーで山口4区全域を駆け回った」と話している。
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