例えば、年末年始にかけ、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートといったコンビニエンスストアで、Appleギフトカードの10%還元キャンペーンが実施されていた。10%ぶんは各コンビニの定める電子マネーなどで受け取る形だった。筆者も、すぐにアップル製品を買う予定があったわけではなかったが、還元目当てで10万円分チャージしている。残高は、次期iPhoneやApple Watchの購入に利用する予定だ。App Store & iTunesギフトカード時代から、こうしたキャンペーンは頻繁に行われていたため、チャンスを狙うことをお勧めしたい。
キャンペーンのないタイミングですぐに使いたいときでも、そのまま支払うより、いったんAppleギフトカードを経由したほうがお得になる。購入する店舗、サイトによってはポイントがつくからだ。楽天ポイントがつく、楽天市場はその代表例。同社はAppleギフトカードの認定店で、購入に際して通常で1%のポイントを付与している。さらに、SPUと呼ばれるポイントアッププログラムの対象になっているため、複数サービスを利用すれば15倍までポイントが上がる。還元額としては非常に大きく、タイミングも選ばないためぜひ活用したい。
アップルストアでの購入は「機種変扱い」がお得
アップルストアで端末を購入する際にお勧めしたいのが、キャリア契約だ。ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに限定されるが、アップルストアでも機種変更や料金プラン変更などの契約ができる。しかも、契約にひも付いた購入の場合、端末価格が8800円割引になる。以前はキャリア契約をするとSIMロックがかかってしまうのが難点だったが、2021年の制度改定でそれもなくなった。
機種変更だけならiPhone本体だけを買い、SIMカードを差し替えるだけでいいが、契約情報にひも付けるだけで割引を受けられるというわけだ。どうせ買うなら、この仕組みを使わない手はない。ただし、オンラインのアップルストアではキャリア契約の変更はできない。この割引を受けるには、リアルな店舗での購入が必須になる。日本のアップルストアは大都市圏限定のため、誰もが使える技というわけではない点には注意が必要だ。
コロナ禍で入店制限をしているケースが多く、在庫もつねにあるとは限らないため、アップルストアのサイトで事前に来店予約をしておくといいだろう。アップルストアでiPhoneのページを開くと、色や容量を選ぶ画面の上部にキャリア契約つきの購入を促すリンクが表示される。ここで「今すぐ予約する」をクリックすると、予約の画面に飛ぶことができる。
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