テレビの大罪 和田秀樹著

テレビの大罪 和田秀樹著

大宅壮一が言った「一億総白痴化」が流行語になったように、テレビの黎明期には「テレビなんか見ているとバカになる」という風潮があった。しかしここ20年くらいで事態は一変し、今やテレビに出ている人が「文化人」であり、「有名イコール一流」だと著者は指摘する。

統計上ではわずかな事例でも話題性が高く“絵”になることが最優先され、ごく特殊な体験が普遍的な事実であるかのように語られる。その不見識は老若男女を死に追いやり、心身の健康を害し、知性を奪い、日本に大きな損失を与えているという。ひとりの父親として、教育者として、高齢者医療にかかわる者として、テレビ的思考の再検証を期して、あえて暴論を吐く。

新潮新書 735円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 最新の週刊東洋経済
  • 御社のオタクを紹介してください
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
トレンドライブラリーAD
人気の動画
「睡眠不足を甘く見る人」が払う体への代償
「睡眠不足を甘く見る人」が払う体への代償
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
ストロング系チューハイの光と影
ストロング系チューハイの光と影
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
人材戦略から儲けのからくり<br>まで コンサル全解明

人材の争奪戦が過熱し、年収水準もうなぎ登りに。デジタル化を背景にコンサルティング業界は空前の活況を呈しています。本特集ではコンサル業界の動向やビジネスモデルを徹底解説。コンサル会社を賢く選び、上手に活用していくノウハウを紹介します。

東洋経済education×ICT