テレビの大罪 和田秀樹著

テレビの大罪 和田秀樹著

大宅壮一が言った「一億総白痴化」が流行語になったように、テレビの黎明期には「テレビなんか見ているとバカになる」という風潮があった。しかしここ20年くらいで事態は一変し、今やテレビに出ている人が「文化人」であり、「有名イコール一流」だと著者は指摘する。

統計上ではわずかな事例でも話題性が高く“絵”になることが最優先され、ごく特殊な体験が普遍的な事実であるかのように語られる。その不見識は老若男女を死に追いやり、心身の健康を害し、知性を奪い、日本に大きな損失を与えているという。ひとりの父親として、教育者として、高齢者医療にかかわる者として、テレビ的思考の再検証を期して、あえて暴論を吐く。

新潮新書 735円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
トレンドライブラリーAD
人気の動画
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
日本製鉄は「巨人トヨタ」でも1ミリも譲らない
日本製鉄は「巨人トヨタ」でも1ミリも譲らない
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
「ニッポン半導体」敗北の真相
「ニッポン半導体」敗北の真相
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
勝ち組シニアと負け組シニア<br>定年格差

「45歳定年」発言に対し一部で猛反発。現実には法改正で70歳までの雇用確保が今春努力義務化されました。人生100年時代といわれる今、従来の定年はもはやなくなりつつあります。老後も働くシニアが第二の人生を勝ち抜くためにすべきことは何でしょうか。

東洋経済education×ICT